コーヒーの「酸味」とは?まずいと感じる理由と美味しい酸味の違いを徹底解説

基礎知識

こんにちは!
今日もコーヒーのことばかりです。

コーヒーのことを色んな人とお話していると、「酸味」が苦手な人が多いんだなという印象があります

皆さんはこの「酸味」についてどのような認識をしていますか?
「まずさ」「冷めたときに出るもの」「品質の良くないコーヒーの特徴」など

実は、この「酸味」というものはコーヒーにとってマイナスなものではなく、コーヒーならではの特徴なんですね。

本記事ではこのコーヒーの「酸味」についてお話していきます!
読んでいただければ、更にコーヒーについての理解が深まると思います!

酸味とは何か?

コーヒーの「酸味」
それはズバリ!【コーヒーチェリー由来の風味】です!

コーヒー豆は、写真のようなコーヒーチェリーという果実の中にある種なんですね。
収穫した果実から取り出し、乾かし、焙煎した物が皆さんの想像するコーヒー豆です。

このチェリーの中に含まれる「クエン酸」「リンゴ酸」「キナ酸」「酒石酸」が酸味とよばれるものになります。

身近なものだと、さくらんぼを食べたときのちょっと酸っぱいような感じ。
それだと思っていただけたら大丈夫です!

なので、この「酸味」というのは、マイナスなものではなく
【コーヒーそのものの風味】です。

「酸っぱいコーヒー」と「美味しい酸味」の違い

「コーヒーそのものの風味」とは言いつつ
酸味の中にも、ただただ酸っぱいだけの酸味と、美味しく感じる酸味
の2種類があります。

その2つについて比較してみていきましょう。

酸っぱいコーヒー

ただただ酸っぱいだけの酸味は、コーヒー豆の品質や抽出の失敗によって出てきます。

インドネシアやアジア圏のコーヒー豆に多く、雨や湿気がすごく多い地域性にあります。
コーヒー豆の保管や輸送中に、湿気を吸い、発酵したりカビてしまった豆がたまたま
混ざってしまうと、果物が腐ったような嫌な酸味を感じることがあります。

続いて抽出の失敗です。
基本として抽出するお湯の温度は85℃~90℃の中が良いとされています。
この温度が低いと、苦みやコクといった成分の抽出が十分にされず
酸味が際立って感じてしまうようになります。

酸味を感じにくいコーヒー豆を買っているはずなのに、酸味が強く感じる方は
お湯の温度を上げて見ると改善されると思われます。

ただし、飲んでいる間に冷めてきた場合は、どうすることもできないので
冷めてくる前に飲み干してしまいましょう。

美味しい酸味

美味しい酸味はよく、「フルーティー」「華やか」「フローラル」と表現されることが多いです。

美味しい酸味のあるコーヒー豆は、ミャンマー、中国など、コーヒーより紅茶の生産が盛んな地域に
多いように思います。
実際何度か飲んでいますが、中国は特に紅茶感があります。

そんな中、圧倒的に美味しい酸味を出してくれるのが「エチオピア」です!
唯一無二といっても過言ではない程とってもフルーティーで華やかな香りがします。

美味しい酸味に出会えていない方は「エチオピア」のコーヒーを是非飲んでみてください。

酸味が出てくるコーヒー豆の特徴

前述で少し触れましたが、酸味が出てくるコーヒー豆の特徴についてもっと
深堀りしてお話していこうと思います。

産地

紅茶の生産量が多い地域(中国、他アジア圏)や
酸味の代表格「エチオピア」の周辺地域であるケニア、ルワンダ、ブルンジ、タンザニア
などのコーヒー豆から酸味が良く出てきます。

アジア圏は雨量が多く、湿気が多いこと地域性が、コーヒー豆から酸味が出る原因です。

一方、エチオピアなどアフリカ圏の地域では、標高が高い(1000m以上)であることが
酸味が出る原因として挙げられます。
標高が高く、昼夜の寒暖差が激しいことでコーヒー豆が固く引き締まり
エチオピアらしい酸味や香りの成分が凝縮されるのです。

反対に、酸味の少ないコーヒー豆生産国のブラジルなどはカラッとした気候で、平地なのが特徴ですね。

精製法

同じコーヒー豆の種類でも、精製法によって酸味を感じたり苦みやコクを感じたりします。

精製法は「ウォッシュド」と「ナチュラル」があり
水に浸してコーヒーチェリーからコーヒー豆を取り出す方法を「ウォッシュド」
天日干しでコーヒーチェリーを乾燥させてからコーヒー豆を取り出す方法を「ナチュラル」
と表記します。

酸味を感じる精製法は「ウォッシュド」です。
水にコーヒーチェリーを浸すことですっきりとした味わいを感じます、それを酸味と捉えられることが多いですね。

「ナチュラル」はある意味ドライフルーツを作ってから豆を取り出すので、コーヒーチェリーが乾燥する過程で増幅した果物としての甘みがコーヒー豆にもしみ込み、コクや甘みを強く感じることができます。

良いコーヒー豆にはこの精製法が書かれていることがありますので、酸味が苦手な方は「ナチュラル」
を選んでみると、好みのコーヒーに出会えるかもしれません。

酸味が苦手な人の対処法

深煎りを選ぶ

前述した通り、コーヒー豆は本来酸味があるものです。
焙煎度では浅煎り~中煎りのコーヒー豆がよく酸味を感じられ
深煎り~極深煎りになるほど、酸味が無くなり、苦みやコクを感じられるようになります。

酸味が苦手な方は深煎りを選ぶようにしてみましょう。
たまに英語で表記されているものは「フルシティーロースト」「フレンチロースト」が深煎り
に当たります。

細挽きにする

ご自分で豆を挽く方は、いつもより細挽きにしてみましょう。
コーヒー豆は粗挽きではお湯に触れる面積が少ないのですっきりとしたコーヒーを抽出でき
細挽きにでは濃く、苦いコーヒーを抽出することができます。

お湯の温度を高くする

コーヒーを抽出するときのお湯の温度は85℃~90℃が理想とされています。
それ以上に温度が高いと、苦みが強く雑味が出てきてしまうというのが一般的ですが
そこをあえて沸かしたばかりの100℃近いお湯で淹れてみましょう。

力強くガツンとくる苦みのあるコーヒーを淹れることができます。

豆を冷凍保存する

コーヒー豆の劣化によって嫌な酸味を感じるようになってきます。

コーヒー豆の消費量がそんなに多くない方はジップロックに入れて冷凍保存をすることをおすすめします。
冷凍保存することで、空気に触れる時間を減らすことができ、酸化するスピードを遅らせることができるのです。

まとめ

「酸味=まずいもの」ではなく、豆本来にある果物としての風味です。

コーヒーの酸味には「嫌な酸味」と「美味しい酸味」の2種類があります。
「嫌な酸味」はコーヒー豆の産地による特徴、劣化や抽出するお湯の温度など要因があります
「美味しい酸味」はエチオピアのようなフルーティーさと表現されることが多いです。

酸味が苦手な方は、深煎り(シティー、フルシティー、フレンチ)を選ぶ
コーヒーを淹れるときに、細挽きにし、お湯の温度を高くしてみましょう。

もっとあなたのコーヒーの楽しさが深く、広くなるようにこれからも投稿を続けていきます。
今後ともよろしくおねがいします!

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